道端に愚痴と涙を溢そう。
上を見ればキリがなく下を見てもキリはない。
私がしたいのは優越感に浸るんじゃない。
あぁ、頑張って踏ん張ってる人がちゃんといるじゃないかと、そう思うのだ。
諦めたって誰もかまやしないし
投げ出して終わりにしたっていい。
それでもそれでも、今日も明日も多分そのまた次の日もぐぐっと歯を噛み締めて頑張ってる人がいる。
この世界に。そう遠くないところに。
逃げ出したくて泣き出したくなって
なんで自分ばっかりこんな目に遭うんだ!って
天に唾を吐いて
それでも悔し紛れに生きている。
一日一日戦々恐々としている。
何に戦き、何に怯えて、何を求めているのかも
わからなくなる。
愛しい人の笑顔を見ても可愛い我が子の寝顔を見ても心のなかに吹きすさぶ強烈な風が
渦巻いている。
明日をも知れない命ではない。
明日をも知れないだけで明日、どうなっているのか不安で今すぐ誰かに飛び付いて叫びたいだけで。
助けてほしいと思いました。
もう頑張らなくてもいいと言ってほしいと
思いました。
投げ捨てて明日が見えるならそれでもいいと思いました。
捨てたいけど捨てられません。
辞めたいけど辞められません。
守っていきたいと今思える存在が此処にあるから。
私が踏ん張らないと守れない。
全てを失っても平気だなんてもう言えない。
無くしたらわたしは私である意味を失います。
生きることも眠ることも何もかも
あってもなくてもよくなります。
大切なものも守れないで生きるのは
生きているといえないと思うから。
大切なもののためにこの身を削ることも厭わないとがむしゃらに生きることが一緒に生きることが私の願いだから。
苦しくてつらい。泣きたい。逃げたい‼
それでもあなたたちと居たい。
たまにあなたたちに見つからないように道端に愚痴と涙をドボドボッと溢して
また笑って生きていこう。