気にしたら負け。
キラキラしてるように勝手に感じてしまいます。
キラキラしてる毎日はさぞかし素晴らしくて充実していて誰の目にも映えるものかもしれないと思うと私の暮らしは真逆でかといって不幸せなわけではありませんがどこからともなく他者と比べて自分を蔑むいたちごっこからなかなか抜け出せないでいます。
日々に不満があるからなんですね。
きっとね。わたしは。
こうだったらいいのにああだったらいいのにと毎日そんな感じです。
賃貸に住む私にとって部屋の汚れは一大事です。
引っ越す際にどれだけの負担になるか予想もつかないからです。
子供たちは平気でケチャップのついた手で壁を触るし、白い壁に向かってお茶をこぼし茶色に変えます。
戸を開け閉めすれば力が強くて戸ははずれるし
フローリングのうえで平気でトミカを走らせるので傷ができます。
フローリングにシートを敷くと敷いていないところとの境目の色が変わり、カビが生えていたりします。
賃貸に住んでいるだけで私にはストレスしかないのです。
ああ、またここが汚れた、落とさなきゃ。
そんな毎日です。
部屋で快適に暮らす前に部屋をどれだけ傷なく暮らすかが課題。
「おうち時間だいすき」
なんて口が裂けても出てきません(--;)
賃貸に住むとなったら
ある程度腹を決めてかからないとね。
これは主人のよくいうセリフ。
そんな主人の座右の銘は
「気にしたら負け」
外野のこと、人のこと、あの人のこと。
言われたこと、されたこと。
イチイチ気にしないよ。
気にしたら、負けなのよ。
だそうです。
多分わたし、ひっくり返っても
たるんだ頬がみっともなく垂れ下がるだけで
現実は何にも変わらないし変えられない。
これは、このままでいい。
そう腹を決めるところも意外と大切なこと。
考えてみたら誰もかれもが芸能人になれるわけじゃないのに似ています。
誰もかれもがインスタグラムでキラキラできるわけじゃないし、インスタグラムから本を出せて有名になるかどうかも一握り。
別世界を垣間見て、わぁすごい。
これでいい。
こんなきれーな家があるんだね。
こんな素敵なファッションしてる人がいるんだね。
それでいい。
キラキラに憧れるって
わたし、どんだけキラキラ欲しているのでしょうか。
くすんでるな、うん。
光ってはいません。
光ってはいませんが
不幸せではありません。
そこはかとなく暮らしています。
今の私を憂いたら
主人に失礼です。
気にしたら負け。
だから気にしない。