私の暮らし

発達障害の子供たちと小さくミニマムに暮らしていくのが目標です。

必要なもの。

暮らしをスリム化しようとするも
生きていくのには必要なものは多いです。

買い物にいこうとして
思い浮かべると食料品から日用品
暮らしに必要な備品など
結構な量になります。

食べたり使ってしまえば
無くなるものがほとんどでも
その消えものに相当な金額を使っている。


住まいもいつかさびれ
衣服もいつか破れ
モノもいつかは壊れる。


そうわかっているものに
お金を払って生きている。

自分で家を建て、自分で蚕を飼い糸を紡ぎ
衣服を作り、田畑を耕し作物を作る。

自給自足。
それが人間の暮らし方だったのかもしれないと
思ったりします。

自分達に必要なものを必要な量だけ
自らで調達する。

それが今の私の暮らしには
難しいのです。

買わないと手に入らないものばかりです。
食べるのも眠るのも
雨風を凌ぐのも。

自分の頭のなかでそういう風に考えた時
無駄なものにお金を使うのは勿体無い
という感覚がひどく鈍ります。

綺麗事を言ってもお金を使わねば暮らしていけず
そのことに常に頭を悩ます。

無駄な買い物をしたのではないか。
買わなければ貯金が増えたのではないか。
我慢すれば、辞めれば、無くても平気だと思えば
お金は貯まるのかもしれないと。

生きることは消費していくこと。
過不足をいえばきりがなく
欲をかけばきりがなく
それでも生きていかなければならない。

秤にかけバランスをとる。
うまいこと、バランスをとりながら
生きられたらいいな。